【ホウ酸処理で木材劣化対策 ボロンdeガード工法】

木材の2大劣化原因として、木材腐朽菌とシロアリによる被害があります。

木材腐朽菌は、木材の内部にまで侵食し、木の成分(リグニンやセルロース)を分解しながら繁殖します。

一方のシロアリも、セルロースを栄養源としているため、主に木材を食べることで栄養を補給しています。日本に生息しているシロアリは約20種類と言われ、その中でもヤマトシロアリ、イエシロアリの被害が圧倒的に多く、最近ではアメリカカンザイシロアリによるものも増加をしています。

木材腐朽菌やシロアリの被害を受けてしまうと、当然その木材の強度は落ちてしまいます。家の土台や柱など、構造上重要な箇所に被害が及ぶと、最悪の場合、地震などで倒壊をしてしまう危険も高まります。木材の強度を落とさずに、長持ちをさせるためには、木材腐朽菌とシロアリの被害から木材をしっかりとガードする必要があります。

 木材腐朽菌、シロアリ、どちらも湿気のある環境を好むため、木材を常に乾燥させた状態で使用することが大事です。しかし、常にそのような状態を保つことは難しく、適切な防腐防蟻処理を施し木材の劣化を防ぐ対策が必要になります。

 現在のところ、住宅で使われている防腐防蟻処理剤の中で広く使われているのは、殺虫剤の成分を主とした薬剤です。この種の薬剤は、主成分は農薬と同じであり、人体に有害な影響を及ぼす恐れのある成分も含まれています。ネオニコチノイドやフィプロニルなどの薬剤は、胎児や乳幼児の発育障害との関係も指摘されています。

また、殺虫剤を成分としている薬剤は揮発性があるため、せっかく薬剤処理をしたのにもかかわらず、数年(よくて5年)もすれば、効果は消えてしまうことになります。そうなれば、再処理の必要が出てくるのですが、特に壁の中などは、再処理するには、大掛かりな解体工事も必要になり、現実的には再処理は不可能です。つまり、薬剤の効果がなくなってしまった後は、防腐防蟻効果もなくなり、木材腐朽菌やシロアリから無防備な状態になってしまいます。

このように、従来の合成殺虫材系の薬剤処理では、健康リスクが有るほか、効果も限定的で、再処理の度に費用も掛かってしまうことなどからしても、決して万全の防腐防蟻対策と言うことは出来ません。

そのような殺虫剤系の防腐防蟻処理剤の欠点を補う処理方法として登場したのが、ホウ酸を使った防腐防蟻処理です。

ホウ酸は、ホウ酸塩という状態で自然界に存在している天然素材です。毒性も殆ど無く、食塩と同程度なので、人体にもほとんど影響はありません。また、揮発しない性質のため、半永久的に効果が持続することになります。なので、基本的に再処理をする必要はありません。

ホウ酸を溶かした水溶液を土台や大引、床合板などの木部に噴霧することで、木材腐朽菌やシロアリから木材をしっかりとガードすることが可能になります。

 

安心して使え、効果も持続し、再処理の必要もないホウ酸処理ですが、ただ単に木部にホウ酸を噴霧すれば良いという訳ではありません。

ホウ酸水溶液の濃度管理、噴霧するホウ酸の量、処理が必要な箇所などシロアリの性質も十分に理解し、正しい施工技術も身につけた専門家による施工を行うことで初めてその効果を発揮することができます。

例えば、ホウ酸を溶かした水溶液は、とくに冬季の寒冷期には結晶化をしやすい性質があります。結晶化したホウ酸の水溶液は、当然ホウ酸の濃度も低くなり、そのような状態の水溶液を施工しても防腐防蟻の効果も低くなってしまいます。ボロンdeガード工法では、施工日当日に作ったホウ酸水溶液を使用するなど、いつでも高濃度のホウ酸が施工できるように、ホウ酸濃度の管理もしっかりと行っています。

唯一の欠点といえば、水濡れに弱いことですが、この点についてはブルーシートやマスカーなどを使い、適切な箇所に適切なタイミングで雨養生を行うことによって、施工時の水濡れを防ぐ対策を徹底して行っています。

 丸松木材では、木材を長く使って頂くこと、自然素材としての性質を損なわずより安全に使って頂くという観点から、ホウ酸処理による木材劣化対策を提案しています。ボロンdeガード工法の認定施工店として、ホウ酸施工士の資格を持つスタッフが施工します。

 

 新築住宅にも、既存改修にもどちらにもお使いいただけます。

床から屋根までの全構造材をホウ酸処理することによって、ここ最近急激に被害が拡大しているアメリカカンザイシロアリの対策にもなります。(※アメリカカンザイシロアリは小屋裏などの木部に直接飛来し、また、中古家具等を媒介して家屋自体にまで被害が及ぶこともあり、ヤマトシロアリやイエシロアリなど通常の地下シロアリ対策の防蟻処理では被害を防ぐことは出来ません。)

費用については、新築物件の床上1mまでの処理で@2,500円/㎡が参考設計価格となっています。既存住宅では@3,000円/㎡となっています。また、新築物件では最大で15年の保証を付けることも可能です。

海外では以前からホウ酸による防腐防蟻処理が常識的に行われていました。日本国内でも最近になってようやく認知されるようになり、どんどんと採用されるようになって来ています。

住まい手の安心安全のため、家という大切な資産をしっかりと守るため、ホウ酸処理による木材劣化対策の「ボロンdeガード工法」。自信を持っておすすめします!