SDGsの取組
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連サミットで採択された、国際社会共通の17の目標です。丸松木材は自社事業を通じて、SDGsに取り組んでまいります。
取組1:豊かな自然を守る
国産の木材を積極的に利用
日本の山では、多くの森林(人工林)が収穫期を迎えています。また一方で、手入れがされていない森林が多く放置されていることも、日本の森林の大きな課題です。森林から木材が適切に伐採されて森に光が入るようになり、間伐→育成→伐採→植林の循環を生み出して、きれいな空気や水を育むことに寄与するためにも、丸松木材では国産の木材を積極的に取り扱っています。
取組2:まちをつくる
地産地消のイベント「イイネタマルシェ」
「顔」「産地」「日々」の3つをコンセプトに掲げ、地元彦根のイイネタを集めた地産地消のお祭り、イイネタマルシェを2013年から開催し、多くの皆様にお越しいただいています。
彦根の地域活性化
彦根に伝わる「カロム」を通じた地域活性化や、「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」にも参加しています。いつまでも笑顔で暮らせる元気な彦根を皆でつくっていきます。
取組3:学びの機会をつくる
森林・木材の教育
滋賀県立大学の学生の皆様に向けた代表の松田による講義(年1回)や、イイネタマルシェでの木工体験、小学校入学を控えたお子様とご家族が地元木材で学習デスクを作る「6歳になったら机をつくろう!」などを通じ、木材や林業を通じて自然環境に関心を持つきっかけになる機会づくりをしています。
取組4:安心・安全な製品の提供
身体に優しい自然素材製品を、確かな品質で提供
自然素材の製品である木材の目利きや保管などの品質管理を徹底し、安心・安全な製品を提供しています。無垢材は暮らしにキレイな空気環境を生み、健康的な空間を保つお手伝いをします。
取組5:資源を大切に
古材の活用
古民家などから出る古材を有効活用し、再度、建材などとして蘇らせています。
日本の伝統の保存という意図もありますが、木材を燃やさずに使い続けることでCO2が固定されたままになるため、空気中の二酸化炭素を増やさないことにもつながるという考えからでもあります。全体の中では微々たるものかもしれませんが、このような再利用が世の中に増えることで社会が変わっていくと考え、地道に取り組んでいます。
取組6:充実した職場づくり
充実した社員研修・資格獲得の支援
会社の利益だけでなく社員の自己実現のために、社員研修、資格獲得の支援制度を整備しています。
性別を問わず働きやすい職場環境
性別・国籍関係なく能力を発揮でき、多様性に柔軟に対応でき、適材適所で皆が幸せになれる職場づくりをしています。
働き方改革の推進
従来の労働時間、労働環境、雇用形態などから、さらに充実をはかるため、これからの時代と一人ひとりにあった働き方を実現する働き方改革を進めています。
取組7:パートナーシップ
行政や地元企業との連携
行政や地元企業と連携し、地域活性化や森林環境教育など、総合的に取り組んでいます。
林業地域や事業者との連携
木を取り扱う企業として、林業事業者や製材業者など林業地域と連携し、健全な山づくりや、山と街のつながりづくりに取り組みます。
独自のネットワークで各地のプレミアム国産材を
多様なニーズに応えられるよう、独自のネットワークで全国各地の良品質な木材を取りそろえます。全国の仲間たちとの協力連携で、優良な技術、情報の共有・提供をすることにより、日本全国で地域材利用活性化と山の健全化に貢献していきます。
参考リンク:Club Premium Wood