【吉野杉の丸太】
今日は、お客さんと一緒に、奈良まで丸太を見に行ってきました。
巾15㎝以上の柾目の板が、できる限り赤身で取れる杉の丸太がご要望でした。末口の直径が、最低でも40㎝以上ないとこの条件に見合った板は取れません。しかも、10トン車1台分くらいは必要ということだったので、滋賀県内ではちょっとそろわないということもあり、はるばる奈良まで行った次第です。
さすが、吉野材!目詰まりの良い大径木がたくさんありました。
今回探しに来たのは、目詰まりの良いものというよりは、径級の大きな丸太だったので、高級材は眺めるだけでパスしました。
こちらの、使用用途も先方に細かくお伝えし、節の出そうなものや、多少の欠点のある材でも十分に使えることなども説明し、相応の等級の丸太を、お互いが納得できる価格で分けて頂けることになりました。
奈良までとなると、行って帰って、ほぼ一日がかりの仕事になりましたが、実際に物を前にして話しできたことで、売り手側と買い手側の情報不足によるミスマッチも防ぐことができ、お互いにとってプラスになる話でまとまり、めでたしめでたしの一日でした。