【神輿の担ぎ棒 桧磨き丸太】
「地元で毎年行われている村祭りで永年使ってきた神輿の担ぎ棒が古くなってきたので、そろそろ交換したい」というご依頼から始まりました。
神輿の担ぎ棒ということで、真直ぐなのはもちろんのこと、元口と末口の直経の違いが少なく、節やくぼみも極力無いものを用意することに。
長さは12m、直径は末口14㎝元口20㎝、吉野桧の磨き丸太を2本、先日無事納めさせて頂きました!
乾燥や磨き加工の期間も見越して、約一年掛かりの納品になりました。
お祭りの花型であるお神輿、少子化高齢化によって、お祭り自体の存続も危ぶまれる地域も多くあり、また、担ぎ手の不足により、神輿を台車に載せて引っ張るだけという光景も多くなっています。
5月のお祭りの際には、勇壮な掛け声の中、新調され眩しく光る担ぎ棒が、皆さんの前にお披露目となりそうです。そして、これから何十年先もお祭りを支えてくれることでしょう!